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私は2001年夏休み後半のある朝、突然、身体が動かなくなりました。目を覚ましタバコを吸いトイレに入った後、まるで全身に鉛でも入ったかのように重く感じられる状態になり、声を出すことすら出来なくなりました。「一体、どうしたのだろうか」と思い、また床につきましたが、身体がベッドに重く沈み込むため、床の上で大の字になることでようやく何とかしていられる程の状態でした。それが夕方4時半頃にはピタリと治まり、さっきまでの状態が嘘だったのかと思える程すっきりとしました。 ところが、それから翌日も翌々日も同じ状態が続き、夏休みが終わり出勤しようと外に出ても歩くことすら困難になりました。電車に乗っても息苦しくなり、これでは仕事にもならないと思い、その旨会社に伝えました。また夕方にはこの状態がピタリと治まり、その時は「明日は出勤するぞ」と思いますが、翌朝には同じ状態の繰り返しです。ついに四日目、「これはただ事ではない」と思いましたが、さっぱり原因が分かりません。ちょうど歯科医に行ったので、とりあえず歯科医に今の状態を相談してみると、「心療内科に行ってみたらよいかも知れませんよ」と言われました。神経科の医師を訪問し、敢えて朝の悪い状態を診てもらいました。すると即、医師の顔が引きつり「うつ」と診断され、診断書には「とりあえず一ヶ月休養の必要有り」と書かれたのです。 更に病状が重くなったのは、その一週間後でした。口に出すのも嫌な気分になったのです。朝起きると言いようの無い落ち込んだ気分に引き込まれます。「まるで地獄の中に居るとはこのことか」という状態です。何とか立っていることは出来ますが、テレビを見ることすら辛く、すぐに電源を落としました。幸い医師の処方が良く、一週間でその症状からは抜け出せましたが、気分のすぐれない状態は続きました。一ヵ月後、会社から午後出社が許可され、半年をかけて回復させました。 ところがその後また身体の重みを感じ動けなくなり休養を余儀無くされて、フルに勤務が出来るまで休むことにしました。休養中、朝6時半に起床し夜12時に就眠できるように訓練しました。「もう大丈夫」と自分に自信がついてからと思い、三ヵ月後、再度の復帰を果たしました。しかし会社では新しい職種に換わり、一日中書類整理とその入力作業で夜10時や11時まで仕事を続けた結果、また症状の再発です。鉛を背負ったような身体の重みと呼吸困難に陥り、出退勤の繰り返しとなりました。 発病から一年半こんなに長く続きしかも治らなく、自分でも辛くて周囲の人にも迷惑を掛けてしまってはと深刻に悩みました。さんざん思いつめた結果、年単位で病気を治す事に専念しようと決意し、傷病休暇を使って長期療養に入りました。休職から二ヵ月後、一日位時間半しか眠れない日が約一ヶ月続き、何かに追われているようなせっつかれている気がし頭がキンキン・カリカリして大変辛い状況でした。海外の友人にも説明の出来かねる思いをメールで訴えたりしましたが、そんなことでは治まるはずもありません。また通っている病院が遠方のため、歩いていける距離内の病院にも換えました。 療養期間中は色々な薬を試み、担当医師から体調にマッチした大変効果的な処方をしていただいたきました。それからは気分的には急速に快方に向かい、メンタル面で多少の症状は残ったもののほとんど問題はなくなりました。現在でも何種類もの薬を服用していますが、地獄の状態と比べれば天と地どころか遠い天体と臥所ぐらいの差があります。しかし休職期間満了後も加療が必要なため会社は退職せざるを得ないことになりました。また頭脳面では未だ難点があり、紛失物や忘れ物をしてしまいボヤーっと霞がかかったようになっています。症状が固定化して、暫くはこれ以上治らないのかとも考えてしまいます。でもいつかはこれも克服できると信じています。神経の病気は長くかかると主治医にも言われていますし、自分でも実感しています。 この種の病気は頭の病気で、全ての能力が低下してしまいます。思いますところ私も怠りがちで非常に難しいことですが、大切なのはやはりリズムのある規則正しい生活を目指すことだと思います。ただ食事は嗜好変わってしまい栄養が偏ってしまいます。私も未だ出来ませんが美味しくいただけるようにしたいと思っています。そう簡単にはできないでしょう。しかしそのことを日々の尺度にしていけば、それでもその違いは大きいと思います。 そして一番大切なのは、やはり睡眠ではないでしょうか。ご存知のようにこの病気は朝が辛いのです。夜の十二時頃が一番テンションの高い時です。私もしばしば一日の苦しかった気分から開放されたという思いで自制心が効かず、何かしらの行動をしてしまいます。ビデオを見たり、インターネットを見たり、そのネット上で無駄な買い物をしてしまいますが、何もしないで薬を飲み寝るべきなのでしょう。麻酔とは違って直ぐに眠たくはならないでしょうし、ベッドに横になっていても退屈なだけです。そこで私は寝る前の薬すなわち睡眠剤の影響で頭がくらくらしてきて、それで眠るという少し辛い状態で寝るようにしています。翌朝良く眠ったという塾眠感が出てきたらチャンスでしょう。私もまだ中途半端で、なかなか上手くはいきません。 かつて元気だった頃の事思うとその十分の一でも良いからその当時の力が欲しいと情けなく思っています。それを医師に告げると「症状がある事と会社に行けない事は別問題」と言われ、出来る事から始めようと考えるようにしました。 この点について同じ病気の人と問題の共有化をし、ネットでお話しをしたいと思っています。どなたか、今この病気で辛い思いをしている方、経験のある方からお便りをいただけたら嬉しいと考えています。何かアドバイス又はご意見をお聞かせ下さい。 |
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